今お使いの羽毛布団を『重い』と感じていますか?
その原因、羽毛布団の構造のせいかもしれません。
ここでは重くなってしまう羽毛布団の構造をご説明します。
羽毛布団が重い原因のほとんどは
『側生地の構造』です。
羽毛の量が多すぎて重い事例は稀です。
羽毛ではなく羽根(フェザー)布団の場合
非常に多く入っていることがありますが
羽毛布団ではまずありません。
今まで羽毛布団のリフォームをしてきた中で見た、羽毛布団を重くする構造の布団をご紹介します。
シルクは軽くてなめらかな肌触りですが、羽毛布団の生地に適していません。
見た目は豪華ですが耐久性がないので、まずは羽毛布団を作り、その上にシルクの生地を被せて仕立てます。
その結果、使用する生地の量が多くなり、重くなります。
刺繍した生地は羽毛が飛び出しやすくなるので、最初に説明したシルク側生地と同様、刺繍生地の下に、もう一枚別の生地があります。
その結果、使用する生地の量が多くなり、重くなります。
外気との遮断性を高める為に、生地の中に羽毛の層を上下に2つ持っている側生地です。二層にするために内部に仕切りの生地が必要になってくるので、その分重くなってしまいます。
二層式キルトの発展系で、2枚の独立した羽毛布団の端と端をくっつけて作った羽毛布団です。
羽毛布団2枚分の生地が使われるので、これが最も重くなる構造です。「重いし暑い」とよく聞きます。
側生地が汗や皮脂を吸って重くなっているものもあります。
羽毛布団の特徴は
『軽さ』と『保温力の高さ』
それなのに『軽さ』は置いておいて
『保温力の高さ』を追い求めた結果
布団が重く仕上がっているものがあるんです。
(刺繍とシルクは別ですが)
さらに問題なのが
近年、住宅の断熱性が高まった結果
「羽毛布団が暑すぎる」
というお悩みが増えています。
保温力は高過ぎも良くないんです。
自分にちょうどいい羽毛布団を選びたいなら
\こんな羽毛布団の使い方をオススメします/
▼
解決方法は作り直し(リフォーム)しかありません。
その際にも注意があります。
軽くしたい方は、足し羽毛の量にも注意して下さい。
足し羽毛が最初から付いてくるリフォームもあります。
必要ないなら入れないようにしましょう。
マルキュー寝具のリフォームなら
\あなたの希望に応えられるかも!/
▼
軽量生地を使用。
シンプルな『立体キルト』で
軽く仕上がりますよ!