「リフォームって全部一緒じゃないの?」
「マルキュー寝具と他社との違いが分からない」
そう思っている方へ
【羽毛布団リフォームガイド】
羽毛布団リフォーム会社は多々あります。
リフォーム方法は会社ごとに違うので、
比較の為にどんな種類があるのか解説します。
会社によって料金が変わる要因は3つ
「リフォーム方法」
「側生地のグレード」
「追加する羽毛のグレード」
ネットの場合その他の要因として
「往復送料」も含まれます。
それでは順番に解説していきます
リフォーム工程は大きく分けて3つ
「羽毛取り出し」
↓
「羽毛再生処理」
↓
「生地に充填」
工程の中で料金の上下に大きく関わる
「羽毛再生処理」のみ解説します。
まずは下のチャートをご覧ください。
細かく枝分かれしていますが、
羽毛の処理方法は
大きく4つに分けられます。
① 直接洗浄〜直接乾燥型
【羽毛の回復率:★★★★★】
※マルキュー寝具はこの処理方法です。
② 袋詰め洗浄〜乾燥型
【羽毛の回復率:★★★★☆】
③ 丸洗い〜乾燥型
【羽毛の回復率:★★★★☆】
④ 洗浄なし〜乾燥型
【羽毛の回復率:★★★☆☆】
【会社を選ぶ際のポイント】
①直接洗浄型は洗浄後の羽毛を直接乾燥させるので、羽毛の膨らみを最も回復させることができます。料金が最も高くなります。※マルキュー寝具はこの洗浄方式です。
②③は洗浄後、袋や布団の状態で乾燥させるので、直接乾燥に比べて膨らみ回復にやや問題があります。理由は『羽毛実験室』のページを参照してください。
④洗浄なし型は使用年数が少なく、比較的状態の良い布団におすすめです。料金が安価な傾向にあります。
【これが大事!】羽毛処理の核はこの機械
乾燥機(パワーアップマシン)って何?
この機械は羽毛の膨らむ力(パワー)を回復(アップ)させるので「パワーアップマシン」と呼ばれます。輸入されてきた圧縮羽毛の膨らみを回復させるためにも使用されます。
当たり前の話ですが
「高級な素材」
「複雑なキルティング」
の側生地を選ぶと、料金は高くなります。
【会社を選ぶ際のポイント】
会社によって、「生地を複数の種類から選べる」ところと「生地は1種類だけで選べない」ところがあります。素材、織り方、キルティングの種類など、こだわっているポイントに合致する会社を選ぶようにしましょう。
〈素材〉
【綿】吸湿性が高く、肌触りが良い。静電気が溜まらない。綿混に比べて重い。安価な物から高級品まで料金の幅が広い。
【綿混(綿15%ポリエステル85%)】吸湿性は少なく、静電気が溜まりやすい。綿より軽い。比較的安価。※マルキュー寝具はこの側生地を使用します。
どんな側生地を選んでも、布団カバーに入れて使用するので直接肌に触れることはありません。「軽さを重視するなら綿混」、「天然素材を重視するなら綿100%」のように好みに合わせて選びましょう。
※布団カバーはこまめに洗濯しましょう。布団の寿命に直接影響を及ぼします。
〈キルティング〉
【シンプルなキルティング】立体キルト → 軽い・安価
【複雑なキルティング】立体二層キルト等多数 → 立体キルトより重い・高価
シンプルな立体キルトでも保温効果は十分ですが、複雑なキルティングは空気の層をより厚くすることで、保温性をさらに高めています。そのため、シンプルなキルティング生地よりも重くなり、価格も高くなります。
布団が重く感じるという方は、「構造的に重くなる羽毛布団」のページを読んでみて下さい。もしかしたら、そもそも側生地が重い種類の布団なのかもしれません。
※マルキュー寝具の生地は軽量の「綿15%ポリエステル85%・立体キルト」の1つだけで、他はお選びできません。
羽毛の品質は
「羽毛の種類」と「ダウン率」
で決まります。
ダックの羽毛よりグースの羽毛の方が
大きくて高価です。
(ダックはアヒル、グースはガチョウ)
ダウン率とは羽毛と羽根の比率で
羽毛の割合が多いほど高級です。
【会社を選ぶ際のポイント】
グースでもダックでも、ダウン率が85%を超えていれば羽毛の性能は申し分ない高品質で、85%以上は超贅沢品です。羽毛の種類は予算の範囲内でお好みで選んでください。
追加羽毛(足し羽毛)は、セット料金か、別料金かの2つに分かれます。
【セット料金】料金が決まっていて安心。本来、追加が必要ない布団にも規定量の羽毛を追加するので重くなる可能性がある。
【別料金】注文時に料金が決まっていないので不安。必要な分しか追加しないので無駄に重くならない。
※マルキュー寝具で使用する追加羽毛は「中国産ダックダウン85%]のみで、別料金です。
リフォーム料金は【羽毛処理方法】+【側生地】+【追加羽毛】で決まります。目的や予算に合わせてご希望のリフォーム会社を選んでください。
マルキュー寝具のリフォームの特徴は、
・【直接洗浄〜直接乾燥】で、羽毛の膨らみ回復は最も良い。
・生地は【ポリエステル85%綿15%】で軽量・安価。
・足し羽毛は【中国産ダックダウン85%】を個別診断後に必要な量を別料金で追加。
高級志向のリフォームではありませんが、「お手頃な料金で、羽毛の再生処理はしっかりした軽い羽毛布団」を求めている方に最適です。