マルキュー寝具では足し羽毛は別料金となっております。他社の羽毛布団リフォームでは足し羽毛200gは基本セットになっていますが、マルキュー寝具では別料金となっております。
ではなぜ他社は足し羽毛200gを基本セットにしているのでしょうか。
それは、料金設定が一律でわかりやすいということと、作業が楽になるという実際問題があるからです。正確に言うと、作業する人が物を見てそれに対する最適な処理を考えなくてよくなります。
大半の羽毛布団は足し羽毛を200g入れるとふっくらします。ですが、足し羽毛を入れなくてもよい布団もあるのです。足し羽毛をどれくらい入れるか判断するのには知見が必要になります。それができない人(決定権がない人)にも作業させるためには、とりあえず羽毛は200gいれておけばまず間違いはないのです。結果、わざわざ重くしなくても良い布団を重くしてしまっているのかもしれません(本当に全てに200g足しているのであればですが)。
マルキュー寝具の2022年までの実績を見ると足し羽毛を入れなかった割合は約6割です。
昔の羽毛布団の羽毛量は現在よりも多かったので、現在の住宅環境と比べると多過ぎたのも要因のひとつかもしれません。これは別の話ですが、日本の羽毛布団の羽毛量は海外の羽毛布団よりも多い傾向があります。海外製の羽毛布団もリフォームしているのですが、海外の羽毛布団の羽毛量は日本のものより少ない傾向が見られます。羽毛の品質も西川製のものよりもフェザー(羽根)の割合が多いです。
ただし、一概に羽毛の重量だけで考えるわけにもいきません。羽毛の状態が悪かったり、羽毛の割合が少なければやはり足し羽毛を入れなければ、必要なふくらみは出せません。羽毛の状態次第で足し羽毛が必要かどうかが変わってきます。
羽毛布団の最大の特徴は『軽い』ということに尽きると思います。
それなのに、見た目を豪華にするためや、過剰な保温性を追求してしまった結果、昔の綿布団と変わらない、重い羽毛布団をたくさん見てきました。
見た目に豪華な刺繍を施した羽毛布団、過剰な羽毛の層を形成した羽毛布団(二重キルト)、絹の側生地で肌触りが気持ちいいと謳った羽毛布団(絹は耐久性がないので羽毛布団の生地に向いていないので、表面だけ絹を使用して、中には普通の羽毛布団が隠れている。そのせいで生地の総重量が重くなり、全体が重くなった羽毛布団)など、軽さを犠牲にして見た目を重視してしまった羽毛布団が多数あります。
だから、あまり不必要に羽毛は足しさない方が良いと考えています。
厚手のダウンジャケットには羽毛が100g程度しか入っていないのに、温かいと感じませんか?
だから、マルキュー寝具では足し羽毛は個別に最適な量になるように考えて入れるようにしています。作業しているのが私一人だからできるのです。私のプロフィールはこちらから。
おかげさまで、たくさんの評価をいただいております。外部のサイトになりますがグーグルビジネネスで口コミ(レビュー)も書き込んでいただいております。見てみたい方はこちらをクリックしてご覧ください。https://onl.bz/3PBDbGa
ちょっと言わせてください。
面倒に感じるかもしれませんが、足し羽毛が別料金なのには理由があります。
一枚一枚個別の状況に合わせての作業になりますので、足し羽毛は状態に合わせて最適な量を補充します。そのため、足し羽毛は別料金とさせていただいております。
(2022年度の実績では、足し羽毛の必要のない布団が四割強ありました)
足し羽毛を200g入れれば、よほど状態の悪い布団でない限りパンパンにふくらみますが、足し羽毛が必要ない布団に羽毛を200gも足すと、布団が必要以上にパンパンに張ってしまい、使い心地が悪くなってしまうこともあります。
羽毛布団の最大の特徴は『軽い』ということです。わざわざ無駄に羽毛を入れて重くする必要はないと思うんです。
足し羽毛は必要な量を入れることには意味があるんです。
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お約束します
マルキューの羽毛布団リフォームは
リフォーム料金(サイズ別) + 足し羽毛料金 です。
注文時に料金が決まっていないのは、後から高額の料金を請求されるのかも! と不安に感じるかもしれません。
ですが、リフォームというのは言わば修理のようなものなので、羽毛の状態の良し悪しで仕立て方が変わってくるので、どうしても料金を一律にできないんです。
ただ、マルキュー寝具では、不必要に羽毛を足して料金を吊り上げることは絶対にしません。
あくまで、羽毛の状態にに合わせた適切な量を入れることをお約束します。
リフォーム料金は羽毛布団の状態で決まります
リフォーム基本料金(サイズ別) + 足し羽毛料金 です。
羽毛の状態によって足し羽毛の量が異なるため、
注文時に最終的な料金は確定できませんが、
不必要に羽毛を足すことは絶対にしません。
羽毛の状態に合わせて適切な量を入れることをお約束します。
補充する羽毛(足し羽毛)を別料金にするのは理念です。
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